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やさしい世の中にするために

やさしい世の中にするために

知ってほしい!、「人工ボディ」のこと

2004年8月31日の夕方、テレビをつけたら、「人工ボディ」のことが
映っていました。
今まで見かけた義手・義足とは違って、血管や肌の様子が
とっても自然な感じです。
右腕を失ってから、半袖を着ることのなかった右手義手の男性や、
生まれたときから、片耳がなかった男性も、
自然な「人工ボディ」の装着によって、心が明るくなれているそうです。

そして、大山さんという可愛い若い女性が
自分の人工ボディの足を、手にして、感激して泣いていました。

数日後、デパートの靴売り場で、ミュール(サンダル)を選ぶ彼女。
「初めてサンダルを履くんです」っていう彼女に、
店員が「え?初めて履くんですか?」って何のことかわからないくらい自然な足だった。

人工ボディを開発している女性が出ていたけど
きっとまだまだ値段は高いんだろうなって思う。
安価になっていってくれるといいな。

日本では、大山さんのように、お洒落を楽しめる人が増えるといいなと思う。


その後、大山さんからメールが届きました!

初めまして。大山陽子です。ニュースの放送後、しあわせのはなさんのホームページを見つけました。日記「初めてのサンダル」を見て嬉しく思い、メールを送らせて頂きました。私がニュースに出たのは、「人工ボディ」を多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。私自身も、「人工ボディ」の存在を知らず、今まで過ごしてきました。何年も前から「人工ボディ」の義足の販売はあったらしいです。もっと早く出会いたかったな・・・と思う所もありますが、今は「人工ボディ」でサンダルが履けるようになり、良かった!と思っています。だから、前の私のように知らないで、悩んでいる人達に知って欲しいのです。もちろん「人工ボディ」は安価なものではありません。また福祉からのお金も下りないので、全部実費になります。ニーズが増え、その必要性を多くの人に理解してもらえれば、「人工ボディ」はもっと手の届きやすいものになるはずです。それは製作担当の福島さんの考えでもあります。テレビに出演したことで、しあわせのはなさん達の様に、この事について語ってくれる人がいたことがとても嬉しいです。本当にテレビに出て良かったです。ありがとうございました。

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私は障害者として、人の為に・・・と考えたのは、実は今回の「人工
ボディ」作成で、製作担当の福島さんに出会った事が一番影響しています。
 彼女は日本の補装具の技術は遅れていると考えていて、もちろん福祉
の補助のあり方も疑問をもっていらっしゃいます。彼女は単身オースト
ラリアで勉強して、27歳の時に今の「人工ボディ」の製作の会社(?)を作
り上げたそうです。本当にすごいな・・・すごい人に出会ってしまったな。っと感心、尊敬の気持ちでいっぱいでした。私は全然ちっぽけで、何もできてないな・・・と思っていた時に、福島さんから、私がテレビに出て、喜びを伝えることで、多くの人が勇気づけられるんですよと言われました。今は福島さんとは違う方法ですが、
自分の事を話したり、姿を見せたりする事で協力できるなら、これからも
ガンガンテレビにでも、新聞にでも出ていくつもりです。て、それだけ
オファーがあればですが(笑)

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人工ボディのことが広まって、補装具の給付制度も改善されていきますように・・・
応援していきたいです。


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